妊娠の兆候・症状、妊娠初期から出産までに知っておきたいこと。
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妊娠・出産に役立つコラム

07.03.01 更新

赤ちゃんができたのかしら?はじめに知っておきたい妊娠のこと

妊娠の兆候は月経だけではありません。妊娠しているのに出血があったり、妊娠していないのに月経がなかったり。妊娠してはじめてわかる体の変化を見落とさないようにしましょう。

妊娠を知る目安と検査でわかる胎児のようす

妊娠の目安

月経が遅れ、市販の妊娠検査薬などで陽性反応が出たら妊娠…ともいえそうですが、簡易検査だけでは確かなものとはいえません。また、妊娠しているのに少量の出血があったり、妊娠していないのに月経がなかったりと、個人によっても違う場合や産婦人科で検査してはじめてわかることもあります。 以下の項目は、妊娠を判断する目安となるものです。

自分である程度目安がつくもの

  • 月経が予定された日から遅れている。
  • 基礎体温の高温相が3週間以上持続している。
  • 妊娠検査薬で妊娠反応が出ている。

産婦人科で検査するもの

  • 超音波検査で子宮内に胎嚢(たいのう)・胎芽・胎児の心拍が確認できる。
  • 胎児心音が聴取できる。

母体の変化は黄体ホルモン増加の影響

妊娠するとまず月経が止まり、今まで経験したことのない妊娠特有の体の変化や症状に驚くこともあるでしょう。少しでも不安に感じたら、かかりつけの産婦人科医に相談するようにしましょう。

1. 母体の変化

妊娠すると乳輪や外陰に色素沈着が起き、ぶつぶつが出てきます。これは黄体ホルモンの分泌が多くなるためです。また、ホルモンバランスの変化で、肌荒れやシミ・そばかすが増えることもあります。初期を過ぎておなかが大きくなってくると、妊娠線が出てきたり乳房が大きくなります。

2. つわり

妊娠に気づくもっとも多いケースがつわり。つわりは妊娠2ヵ月頃に始まり、吐き気、むかつき、食欲不振、食べ物の好みの変化、唾液の分泌が多くなる、すっぱいものが食べたくなるなどの症状を伴い、妊娠12週目頃には改善します。ただし、重症になると、栄養障害を起こすこともあるので、ようすをみながら医師に相談しましょう。

3. 子宮の変化

妊娠すると子宮は急速に大きくなります。妊娠2〜3ヵ月までに着床部位が軟化・膨張し、同時に子宮頸(けい)管は閉鎖します。

4. 基礎体温の変化

基礎体温は月経の始まりから排卵までは低温相(低温時期)、排卵があり黄体ホルモンを出し始めると高温相(高温時期)になります。妊娠していなければ、2週間で黄体ホルモンが出なくなるので、低温相に戻りますが、妊娠するとそのまま黄体ホルモンが出続けるので、高温相が続きます。3週間以上高温相が続けば、妊娠の可能性が高くなります。

最終月経から出産予定日を算出する

受精から分娩までの期間は約266日(38週)ですが、通常は、最終月経の1日目から分娩までの280日(40週)を妊娠期間と呼びます。妊娠期間を算出する際に基準になるのが、最終月経開始日でこれを妊娠0週0日と考えます。最終月経初日が1月1日の場合、1月10日は妊娠1週3日目になります。簡易計算方法は以下のとおりです。

最終月経初日=A月B日とすると、出産予定日=(A+9)月(B+7)日
(ただし足した月数字が12をこえる場合は(A−3)とする)

最終月経日をしっかり把握しておき、正確な出産予定日をチェックしておきましょう。

◆監修◆パークサイド広尾レディスクリニック 宗田 聡(そうだ・さとし)先生

構成・文/宇山恵子

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