妊娠の兆候・症状、妊娠初期から出産までに知っておきたいこと。
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妊娠・出産に役立つコラム

07.03.01 更新

妊娠中期(5〜7ヶ月) 〜胎児の成長と母体の変化

胎児も母体も比較的安定する時期へ。胎児は音の区別がつき、母親の声も聞き分けられるようになります。脳の働きも活発で手足を動かして盛んにアピール。おなかの赤ちゃんの成長を感じながらじっくり準備を進められる時期といえます。

胎児が活発に動き出す安定期

体の形成も終えて安定期に入ると、胎児には毛や爪、しわが見られるようになります。手足を活発に動かすようすがおなかの外から分かりますし、胎児の心音も直接聞けるようになります。

16〜19週(妊娠5ヵ月)

19週目頃の胎児イラスト
19週目頃

身長11〜15cmで、発育がやや遅くなる時期。全身に産毛が生えはじめます。

20〜23週(妊娠6ヵ月)

23週目頃の胎児イラスト
23週目頃

急速に体重が増加する時期で、21週になると約500gにも達し、子宮外生育も可能になります。指の爪もでき、鼻腔も開通します。

24〜27週(妊娠7ヵ月)

身長19〜23cmで、皮下脂肪は少ないが、将来蓄えられるように皮膚にしわが現れます。腸に便が見られるのもこの頃です。

楽に過ごせる安定期には適度な運動も

つわりも一段落する安定期は、妊婦にとっても体調が安定し比較的楽に過ごせる時期といえます。運動不足にならないようにマタニティスイミングやヨガなど、新しいことにチャレンジして、ストレスにならない程度に刺激を受けるようにしましょう。また胎児が急速に成長する時期なので、体が重い、だるい、おなかが張るようなときは、ゆっくり休んで体調を整えることも大切です。

妊娠5ヵ月

子宮底はおへその下あたりまで達して、子宮は大人の頭ぐらいになり、胎動も感じ始めます。おなかのふくらみも外から見てわかるようになり、乳房も大きくなります。体重が増えはじめ、腰や背中が痛むことも。必要に応じてガードルなどを着用し、おなかまわりをサポートしましょう。日本では、5ヵ月目の戌(いぬ)の日に「腹帯」をつけてお祝いする習慣があります。

妊娠6ヶ月頃の母体イラスト
妊娠6ヶ月頃

妊娠6ヵ月

子宮底はおへその上ぐらいまで達して、子宮は1.5kgぐらいの重さに。下腹部のふくらみも目立ちはじめ、胎児の動きも活発になります。乳房もさらに大きくなり、乳頭が敏感になるので、この頃から乳房の手入れを始めるとよいでしょう。

妊娠7ヵ月

子宮底の高さはおへその上4cmぐらいまでに達し、おなかは前にも上にも突き出します。おなかに手を当てると、胎児の動きとともに頭や足の位置が外側からわかるようになります。妊婦の体重も増えるので、腰痛やおなかの張りなどに注意しましょう。また、疲れたら休養を十分にとり、塩分を控えて貧血予防するのも大事です。

健診は7ヵ月目から2週に1回に

妊娠6ヵ月までは4週間に1回、7〜9ヵ月までは2週間に1回、妊婦健診があります。比較的安定している妊娠中期ですが、体重の増加による妊娠高血圧症候群や糖尿病など、油断できない病気や症状もあります。決められた日を守ってしっかり健診を受けましょう。 おもな検査は、「妊娠初期の胎児と母体」のコラムでも触れた通常の定期健診の内容になります。ほかでは膣内の細菌検査、貧血検査などを行う場合もあります。

◆監修◆パークサイド広尾レディスクリニック 宗田 聡(そうだ・さとし)先生

構成・文/宇山恵子

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